丸山観月さんによるワークショップ

10月12日、16日、18日はアナウンサーの丸山観月さんによる
発話のワークショップを行いました。

普段はアナウンススクールで講師や様々なイベントの司会などを勤めている丸山さん。
この3日間という短いワークショップ期間で何を伝えられるか頭を悩ませたそうです。

今回行ったのは発話の基礎の基礎を徹底的に学ぼう!というものです。
初日は一人ずつ前に立ち、自己紹介やプロジェクトに向けての意気込みを話しました。
そして丸山さんから喋り方・発話や動作の癖などアナウンサーの視点から丁寧に指摘してもらいます。
指摘されて初めて気づいた無意識にしていたことに参加者も驚いていた様子でした。

その次は発声・早口言葉です。
お腹から声を出す。そして出た声を一音一音意識し、
最終的に全ての音が聴こえるように口をつくることの難しさを痛感しました。

発話、つまり喋ることは日常当たり前のようにしてきたものの、
今まで意識していたのは言葉の内容に重点が置かれていたような気がします。

最後に案内嬢としての立ち振る舞いや喋り方を教えて頂き、
参加者一人ずつアナウンスの声を録音し、客観的に自分の声を聞きました。
普段、聴力だけでなく骨伝導で自分自身の声を聞いていることもあり
自分が思っている以上に滑舌の悪さや緊張による声の震えを感じました。

ワークショップ最終日
全てのプログラムが終わってから初日と同じく一人一人意気込みを言いました。
前回は好きな様に話していた印象でしたが、
今回は人に見られること、聞いてもらうことを意識しているからか
言葉遣いや立ち振る舞いがとても丁寧で落ち着いていました。

見られる・聞かれる状況は舞台も同じですね。
今回のワークショップでは発話・動作だけでなく、
舞台に立つうえでの意識も学んだ気がします。

 

 

▽丸山観月さんのホームページはこちら

http://www3.ocn.ne.jp/~mizuki51/index2.html

 

(スタッフ:辻口)

案内嬢プロジェクト顔合わせしました。

いよいよ本日から案内嬢プロジェクトが始動しました。

◎案内嬢プロジェクトって?

アートエリアB1(京阪電車なにわ橋駅地下1階コンコースの一部にある
「アート」「知」などをテーマにさまざまなプログラムを実施しているスペース)
にて毎年行われている”鉄道芸術祭”。
今年は「駅の劇場」と題し、会場では10/13(土)〜12/24(月・祝)の期間中
様々な舞台やパフォーマンスが行われます。

その中の一つがこの案内嬢プロジェクトです。

長期のワークショップを開催し案内嬢を育て
12月にある演劇公演に出演してもらいます。

本日は公演の会場であるアートエリアB1に
やなぎみわさん(作・演出)、山本麻貴さん(出演・演出補助)、
松本芽紅見さん(身体のワークショップを行う)、井上美葉子さん(制作)、
アートエリアB1事務局の方々と、
大勢の応募の中から選ばれた案内嬢プロジェクトに参加する
10名の方々で初めての顔合わせをしました。

今回は大阪、京都、兵庫などの関西だけでなく
東は横浜からの参加者もいるとあって驚き!

週2〜4日のペースでワークショップが行われることや、
演劇のスケジュール・運営方法を初めて知った方も多く
今後のスケジュール調整がかなり難しそうな印象でした。

お勤めの方もおり仕事終わりに稽古。という状況になると
寒くなってきたこともあり、とにかく体調を崩さないか心配です。

しかし楽器の演奏、ダンス、コンシェルジュなど
参加者の中には幅広い分野の活動をしている方が多く、
今回の案内嬢が果たしてどのような役割を担うか
非常に楽しみです。

※案内嬢の今までの役割:作品解説、手話、ダンス、狂言など

ワークショップの様子やイベント情報なども
こちらのブログで紹介していきます。

今後の更新をお楽しみに。

(学生スタッフ:辻口)

公演終了後…

PANORAMAの公演、無事終了しました。

わずか2日間という少ない公演だったので、

あれ?もう終わった?という気持ちでいっぱいです。

とにかく大きな怪我もなく終われてよかったです。

 

公演が終了した直後、

大量の紙片に心舞い上がったこどもと大人が

舞台上にあがり大盛り上がりでした。

紙に埋もれる人、熱心に小道具を見る人など、

興味の対象が皆違い、見ていてとても面白かったです。

 

 

夜はオープニングパーティが行われました。

 

役者、スタッフ、お客さんが入り交じり、

お酒を飲んで大盛り上がり!

 

 

 

その裏で、PANORAMAスタッフは撤収作業をしていました。

大量の紙片を回収し、

見せ物小屋風のクッション座席からイス席に交換。

 

 

 

朔太郎の夢の世界は跡形もなく姿を消しました。

しかし、彼や、やなぎさんが作り出した

美術とは何かという問いは、

姿を消した後でも私の中に強く刻み込まれました。

 

(スタッフ:辻口)

絶品カフェメニュー

今日は鳥の劇場に設置されたカフェがプレオープンしました。

役者もスタッフもカフェから漂う香ばしい匂いに

思わず注文 !  注文 !! 注文 !!!

 

ちなみに今日のメニューはこんな感じ…!!

とにかく美味しかったので、

明日のごはんもカフェで食べることにしました。(即決 ! )

 

こちらでは日替わりメニュー(カレーは週変わり)を出しています。

何度会場に来ても異なった絶品メニューが食べれますよ^^

 

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『PANORAMA 〜パノラマ〜』

やなぎみわ[京都]+ 鳥の劇場 [鳥取]
9月14日 (金) 19:00・15日 (土) 17:30
会場:鳥の劇場[劇場]
料金:大人 2,500円/中高生500円/小学生無料
脚本・演出:やなぎみわ/出演:鳥の劇場

現代美術作家やなぎみわと鳥の劇場の共同作品。明治から昭和の初めに実在した戦争を扱ったテーマパーク・パノラマ館。そこでは広い円形空間の壁面に戦場の風景が描かれ、弁士たちによって勇敢な兵士の物語が語られました。この上演では、それを一部再現しながら、戦争と大衆の欲望の関わりに光をあてます。

●9月14日(金)終演後にアフタートークを行います

詳しくはこちら

http://www.birdtheatre.org/engekisai/index.html

(スタッフ:辻口)

いよいよ明日から本番!

リハーサル・ゲネプロが終了しました。

皆様お疲れさまでした。

 

ゲネ終了後も、明日にひかえたプレオープンの準備で

役者もスタッフも大忙し!

鳥の劇場(劇団)の方は演劇祭運営も担当しているので

稽古終わりには物販の準備や広報作業などをしています。

計り知れない多忙さです…

 

さあ、いよいよ明日・明後日は本番です!!!

 

『PANORAMA 〜パノラマ〜』

やなぎみわ[京都]+ 鳥の劇場 [鳥取]
9月14日 (金) 19:00・15日 (土) 17:30
会場:鳥の劇場[劇場]
料金:大人 2,500円/中高生500円/小学生無料
脚本・演出:やなぎみわ/出演:鳥の劇場

現代美術作家やなぎみわと鳥の劇場の共同作品。明治から昭和の初めに実在した戦争を扱ったテーマパーク・パノラマ館。そこでは広い円形空間の壁面に戦場の風景が描かれ、弁士たちによって勇敢な兵士の物語が語られました。この上演では、それを一部再現しながら、戦争と大衆の欲望の関わりに光をあてます。

●9月14日(金)終演後にアフタートークを行います

詳しくはこちら

http://www.birdtheatre.org/engekisai/index.html

(スタッフ:辻口)

ひとり1時間

PANORAMAに出てくる女優方の化粧は、

なんとひとり1時間かかっています…!?

本番前に2人がかりで3人分のメイクを仕上げます。

 

 

写真:

メイクをしているのは、朝倉 夕加里さん。

モデルは葛岡 由衣さんです。

 

(スタッフ:辻口)

キャスト・スタッフ紹介

今回は公演に携わるキャスト・スタッフの紹介!

 

【作・演出・美術】やなぎみわ

 

【出演】

パノラマ嬢:山本麻貴、村上里美(鳥の劇場)、葛岡由衣(鳥の劇場)

矢神嘯風:齊藤頼陽(鳥の劇場)

萩原朔太郎:中垣直久(鳥の劇場)

小山田征爾:榊原毅

秋風亭喜与枝:高橋等(鳥の劇場)

澤田重吉:赤羽三郎(鳥の劇場)

楽師:武中淳彦(鳥の劇場)

 

【スタッフ】

舞台監督:岩崎健一郎

照明:田中陽一郎(オハラ企画)

音響:村上裕二(鳥の劇場)、上田誠(オハラ企画)

映像:三谷正

記録:木村三晴

 

絵画制作:山根貴裕、山根直、圷竜馬、片野遼

大道具・小道具製作:カミイケタクヤ、山本朋幸(鳥の劇場)

衣装:KiЯi、朝倉夕加里

ヘアデコレーション:大下志穂

マスク:杉本泰英

 

太極拳指導:佐々木節枝

講談指導:旭堂南湖

 

演出アシスタント:辻口実里、穐山史佳、吉岡諄美

制作:神田圭美

 

【鳥の演劇祭スタッフ】

技術監督:村上裕二(鳥の劇場)

事務局:齋藤啓(鳥の劇場)

 

【協力】京都造形芸術大学

鳥の演劇祭ボランティア

 

 

 

太極拳?講談??

となった方もいるかと思いますが、

それは公演を見てからのお楽しみ。

 

今日はゲネプロです。

前回私は役者としてこの日を迎えましたが、

緊張しているのか、ゲネ・本番は早起きしてしまいます…

それを踏まえてか、今回はスタッフでありながら

いつもより目が冴えています。

でも、気持ちのよい緊張感です。

 

では、いってきます。

(スタッフ:辻口)

 

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